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おしっこが近い、尿の回数が多い(頻尿)~男性編

 

「尿の回数が多い」

「トイレに行くまで我慢ができずに漏れてしまう」

「夜間に何度も尿をするため起きてしまう」

など、頻尿で悩まれている男性の多くは前立腺肥大症が原因です。排尿は人間生活には必須の行為です。多くの頻尿は治療により改善します!! 人生百年時代を迎えた現在、排尿の悩みは早めに解決しましょう!! 

男性の頻尿で考えられる疾患(多い順に)

疾患名をクリックしていただくと、それぞれの疾患の詳しい説明のページに移動します。

前立腺肥大症

過活動膀胱

急性前立腺炎

尿路結石症

膀胱がん

男性の頻尿の多くは前立腺肥大症の初期症状です。ですから、男性の頻尿ではまず、前立腺肥大の有無を確認する必要があります。前立腺肥大があるようでしたら、前立腺肥大症の治療を行うことで頻尿が改善します。詳しくは、前立腺肥大症のページをご覧ください。

また、年齢とともに昼間の排尿回数はそれほどでもないが、夜間に何度も尿のために起きてしまうことがあります(夜間頻尿)。前立腺肥大症などの泌尿器科疾患が原因のこともありますが、夜間に尿自体が多く作られてしまう夜間多尿といわれる状態のことも多くあります。この場合は、飲水指導や夜間多尿に対する薬物療法が必要になります。詳しくは夜間頻尿のページをご覧ください。

前立腺肥大がない場合や若年者の頻尿では、過活動膀胱が考えられます。過活動膀胱については過活動膀胱のページをご覧ください。

頻尿に加えて、排尿時痛や発熱の症状があれば急性前立腺炎を疑います。

また、急に起こる頻尿の場合は、尿路結石のこともしばしばあります。下部尿管結石や膀胱結石の場合、結石による膀胱への刺激で頻尿になることがあります。

膀胱がんの症状として頻尿が起こることがあります。特に難治性の頻尿の場合は、膀胱内視鏡検査で膀胱内を観察する必要があります。

 

頻尿が持続する場合は、必ず泌尿器科を受診し、早めに精査することをお勧めします。

当院は、尿失禁治療用磁気刺激装置やボトックス膀胱壁内注入療法など、最新の頻尿治療の設備が整っておりますのでお気軽にご相談ください。

文責 みうら泌尿器科クリニック院長 三浦徹也(日本泌尿器科学会専門医)

 

 

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