膀胱内視鏡システム
当院の膀胱内視鏡システムは、多くのがん拠点病院で採用されているオリンパス社製の軟性膀胱鏡システムを採用しています。世界初のHD画像対応のスコープで鮮明な画像が得られ、細かな病変もとらえることができます。
がん拠点病院と同じクオリティーでの膀胱内視鏡検査が可能です。
また、内視鏡の先端が先細り加工されているため、従来のものよりも患者様の痛みは少なくなっております。
オリンパス 内視鏡システム VISERA ELITE
■特長と利点
【プロセッサー/OTV-S190】
①フルHDTV・高画素CCDへの対応
②ノイズリダクション機能の搭載
③プリフリーズ機能の搭載
【光源装置/CLV-S190】
④光源フィルターの改良によるNBI観察時の光量UP
※NBIについて(膀胱がん:特に膀胱上皮内癌の描出に適してるオリンパス独自の画像技術です)
NBI(Narrow Band Imaging)は、粘膜表面上の欠陥と組織をより見えやすくするオリンパス独自の光学的な画像技術です。2つの特定の帯域に狭められた光が、ヘモグロビンによって強く吸収されることで粘膜表層上の毛細血管が茶色に、粘膜下組織内部の血管が青緑色に表示されます。
オリンパス 軟性膀胱鏡 CYF-VHA
①世界初のHD画像対応スコープ
HDTV出力に対応した新型CCDを採用
画面サイズは通常のスモールサイズに加え、画面いっぱいに観察画像を出力できるラージサイズにも対応
②NBI対応
HDTV映像でのNBI観察により、微小血管での色コントラストが向上しより微細で繊細な観察画像を提供
③新Evolutiontipの採用
照明レンズを斜めに配置することでテーパー面がより滑らかになったことで、挿入性の向上と患者さんの苦痛の低減に貢献
④2段可とう性
患者様が最も痛みを感じる膜様部付近は柔らかく手元操作側は挿入時のプッシャビリティを考慮してコシの強い構造を採用
⑤第2湾曲部の採用
膀胱壁に当たると受動的に湾曲がかかりやすいようやわらかい素材を採用
⑥湾曲確度の向上
Up220° / Down130°の湾曲確度
従来品(CYF-VA2)と比較しそれぞれ10°ずつ湾曲確度が向上